家庭の宿題サークル

家庭の宿題サークル
町でのリサーチから家庭に関するある「宿題」を考える。
サークルメンバーは家に帰って家族とその宿題を行う。宿題のレポートは町に届けられる。

家庭の宿題サークルは、サークルメンバーである家族の一員によって、いつもの家庭の時間に「宿題」を通してもう一つの時間をつくる地域活動サークルです。

2010年11月6日土曜日

2010.11.05 家庭の宿題サークル第四回




































家庭の宿題サークル、今日は平日ながら田原公園で開催しました。
今まで祝休日に開催していた当サークル、今日は平日営業です。当然ですが平日は、隣接している田原幼稚園・小学校に子どもたち、先生方、保護者の皆さんが活動していて、そんな日常を横にサークルを開きます。

今日はまず、明日のサークルで参加親子に出す宿題を皆で考える活動をしました。前回までの参加親子が作った新しい家紋や、家の地図を見ながら考えます。考えていると、幼稚園からの帰りに田原公園で遊んでいた女の子達が、「やりたーい!」とやってきました。そこで、”自分が家でいつも使っている物を、思い出して絵に描く”という活動を始めます。「なに使ってるだろー」と言いながら、昨日食べたカレーのパッケージを描く女の子。いつも着ている園服と、パジャマも。友達と遊びに使う緑色のボール、いつもの皿、歯ブラシ。
「うちには歯磨き粉ないんだよー」「うそー!」
遊びのようなお絵描きをしながら、互いの家庭の日常が垣間見えます。女の子達はスラスラと絵に表していくけど、これは結構難しい。
そのうちに、幼稚園から用事を済ませたお母さんが戻ってきて、女の子達は帰ります。家庭の宿題サークルに興味を持ってもらえた感触。是非宿題を出す日に参加してほしいです。

子ども達の姿を見て、家庭の宿題がどんなものであるといいかを更に考えます。さり気ない家庭の日々を取り出して、思い出したり違う形にしてみる作業は、取り留めなく案外難しい。例えばこんなことをしてみたら、家族でこんなものを作ってみたら、と探しつつ、今日は店仕舞い。果たしてどんな宿題が出されるのか・・
 

鈴木真理子

0 件のコメント:

コメントを投稿

電気自動車でECO