家庭の宿題サークル

家庭の宿題サークル
町でのリサーチから家庭に関するある「宿題」を考える。
サークルメンバーは家に帰って家族とその宿題を行う。宿題のレポートは町に届けられる。

家庭の宿題サークルは、サークルメンバーである家族の一員によって、いつもの家庭の時間に「宿題」を通してもう一つの時間をつくる地域活動サークルです。

2010年10月31日日曜日

2010.10.30 家庭の宿題サークル第一回

20101030日(土)

参加家族:林家/濱崎家/斎藤家


家庭の宿題サークル初日。

雨のため、田原小学校の会議室を借りて開催です。


今日から始まりました「家庭の宿題サークル」

「家庭の宿題サークル」ではサークルメンバーである家族が様々な『家族に関する宿題』を持ち帰り、それぞれの家庭の中で宿題を実践していきます。

サークルの活動時間には宿題を考えるために、普段の生活、家の中のこと、家族の歴史などいろいろな切り口から家族について考える活動を行います。


雨の中、さっそく最初の家族である林家がやってきました。

林家はおじいちゃんと小学校二年生の孫娘での参加。

今日の宿題は「新しい家紋をつくる」です。

宿題を進めるために、自分の家の家紋を調べたり、新しい家紋に入れられる要素について話し合ったりします。

林家のおじいちゃんが、古い家紋帳を持って来てくれました。

着物屋であるおじいちゃんの商売道具でもあります。

家紋帳には、よく見るような植物の紋から、見た事もないような動物の紋、工具の紋、漢字の紋なども載っています。

こんなにいろいろあるとは!由来がまったく想像できない紋もたくさん。

おじいちゃんによると、土地の名産品や家の職業、ただ好きなものなど、家紋には本当に様々な由来があるようです。

そこに濱崎家も合流。お父さんと一年生の男の子、2歳の女の子の三人で参加です。

新しい家紋には、どんな要素を入れよう?

濱崎家は、自分たちの家が「たまごやさん」(鶏卵屋)だというところをやはり大きなポイントにしていこうと話しています。


夕方頃、斎藤家がやってきました。

幼稚園年長の男の子とお母さんの二人も、家紋作りに挑戦します。

お母さんは、自分の家紋を聞くために実家に電話をかけていました。


アイディアを出しつつも、具体的な形はまだ決まらぬまま、みんな宿題を持ち帰っていきました。

どんな家紋が完成するのか、宿題の提出が楽しみです。


家庭の宿題サークルは、今日から11月14日までの毎週土日祝に開催します。

明日は台風も過ぎて晴れてくれるといいなと思いながら、初日の活動を終えました。


(山口)

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